WindowsでTeXをAtomで簡単に使えるようセットアップする
Texはセットアップが鬼門
論文、Wordで書くか TeXで書くか?
このシーズンになると論文を書く機会のある人も多そうなので。
今回はwindowsでTeXを使いたい方(初心者向け)にAtomを使ってTexで書く方法です。
インストールするもの
Atomのインストール
まずはエディタのAtomをインストールします。
エディタというのはテキストを編集するためのソフトです。
Wordとは違って見た目よりもテキストの編集に特化したツールです。こちらからダウンロードできます。
オイアクス (2016-06-30)
売り上げランキング: 35,637
インストールしたらまず、日本語にしましょう。 file→Configの中にある、Installを押し、検索欄に「Japanese」を入れて検索。 そのままインストールを押すと、日本語化は完了です。
Texliveのインストール
まずはこちらのページから、install-tl-windows.exeをダウンロード。ダウンロードが終わったらこれを機動してそのままインストールしてください。
このインストールは1時間かそれ以上かかりますので注意
終了したら、最後にPerlのインストールです。
Perlのインストール
TexではtexファイルからPDFファイルにするのに、いくらか段取りを踏まなければなりません。この手間を減らしてくれるのがlatexmkなのですが、これをつかうためにはPerlが必要になります。 今度はここからPerlをインストールしてください。さっきと大体手順は同じです。
Atomにパッケージを追加
さきほどAtomを日本語化したと思いますが、今度はその応用でパッケージを追加します。
これを入れて初めてAtomでTexが使えるようになります。
また設定からインストールを選択し、
この3つをインストールしてください。
終わったら最後に、latexの設定を行います。
まずはパッケージを選択肢、この画面に行きます。
latexの設定(英語のままの場合はsetting)を選択してください。
細かい設定がたくさんあると思いますが、スクロールしていくとpdflatexという単語が見えるはずです。
それをこのように変更します。
それからAtomでPDFを見るなら、outputformatをpdf-viewerに変えておきましょう。 これで完了です。
TexファイルをビルドしてPDFを作成する
実際に作ってみましょう。ここにサンプルを乗せておきます。
書けたら、上にある「パッケージ」からlatexを選択し、ビルドするとPDFが出現します。