アケコンでデュアルショックを乗っ取った苦労話
注意 解説はほとんど他サイトにゆだねます
私が持っているのは3200円ほどでメルカリにて購入したもの。
お値段通りと言うべきか、こいつはボタンがクソ固く、スティックも値段相応というべきものでした。 そこでこれらを交換し、スティックは三和製のものに変えて、ボタンは静音タイプのものを取り付けました。 ここまでならそれほど難しくはないのですが...。
PS4で使うために、デュアルショック4を乗っ取る
本題はここからです。 アーケードコントローラを通常のコントローラーの基盤に取り付けることを乗っ取りと言いますが その難易度はピンキリです。 例えばPS4に対応させるであればギルティギアXrdに付いていたものが良いそうです。 それについては他のサイトに説明を任せます。
しかし今回はPS4純正コントローラー、デュアルショック4を使います。 理由は以下の通り
- 無線で使いたい!(格ゲーする人のセリフじゃありませんが...)
- なおかつ低遅延で(デュアルショック4はかなり遅延が低い)
- できれば場合によって有線を使いたい
- 電源もつけられたらいいな
理由はこのくらいなのですが、要はこれらがメリットになります。
デメリットは
- 半田付けの難易度が高い
- 手持ちのデュアルショックを犠牲にしなければならない
といったところでしょうか。デュアルショックは新品で5000円ほどしますし、中古やメルカリでも3000円といったところではないでしょうか。 それから経験の浅い人にはこの半田付けは難しいです。
では、始めましょう
と言いたいところですが、今回私は何もやっておりません。 難易度がべらぼうに高いので、経験者の友人に任せました。 代わりに記録を取っておいたので綴っていきます。
必要なもの
- 半田ごて(なるだけ細いもの)
- リード線 今回は細いものを使います
- 基盤を固定するもの
- デュアルショック
- 分解用のドライバー
- 10kΩ抵抗 かなり重要です。
売り上げランキング: 7,134
デュアルショックの基盤によって半田付けする場所が異なります。
特に旧型と新型(有線の不可が違う)はそれが顕著です。 今回の乗っ取り全般、こちらのサイトを参考にしたので旧型の人はこちらの方が良いかと。 rezius2.jimdo.com
私は新型デュアルショックでやりましたが、ボタン配置を記録するのを忘れてました。 自分でつけながら確認するのが一番だと思います。
デュアルショックは分解しておく
悪いことは言わないので、基盤側にリード線を先につけましょう。
アナログ入力の誤作動を止める
さて、デュアルショックの乗っ取りの際に一つだけ注意する点があります。 R2とL2です。この2つは押し込んだ量に応じて信号を返すのですが、このままだと入力されっぱなしの状態になります。 そこで使うのが抵抗です。使い方はこちらをご覧ください。
USBで充電できるスペースを作る
せっかくデュアルショックで乗っ取ったので、バッテリーを充電できるようにしないと意味がありません。 アーケードコントローラーにこのように穴を開けました。 固定は近くに丁度いいネジ穴があったのでこれを利用。これで完成です。
報告
結局解説というか、苦労話になってしまいました。 おそらく私が説明するよりも他サイトに解説を任せた方がわかりやすいのです。 今回の乗っ取りでデュアルショックを5台以上は壊しました。 というのも、当時は松蔵さんのように純正コントローラーを乗っ取った報告がほとんどなく、色々やっているうちに銅が剥がれてしまったり、バッテリーがショートしたりしてご臨終しました。
ボタン配置を忘れてしまったぶんは、また友人に聞こうと思います。